人材要件定義と訴求点整理の方法 – HRMOS 採用

最終更新：2020/11/12

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採用担当者・採用コーディネーター

目的

母集団形成を正しく行うには、正しいターゲットに向け、適切な内容で自社の魅力を訴求する求人票を作成することが重要です。そのために必要な人材要件定義と訴求点整理の方法をご紹介します。

＜本記事を閲覧すべき方＞
特に、以下のような課題をお持ちの企業様はご確認いただくことをおすすめします。
・応募が来ない
・求人票の中身が薄い
・なんとなく求人票を作成している

母集団形成とは、「自社の求める人物像を適切な人数集めること」を指します。

正しく母集団形成するには、事業の現状と課題を踏まえ、課題を解決できる人材の条件を言語化し、その人材が自社に興味を持つ理由を考え、正しい求人票を作成することが必要です。

要件定義とは、「採用ターゲットの条件を言語化すること」を指します。

要件定義は、以下の通り「事業課題を整理する」→「仕事内容を整理する」→「応募要件を整理する」→「ペルソナを設計する」の手順で行います。

某HR系企業の要件定義の事例をご紹介します。参考にして、自社の要件定義をしてみましょう。

訴求点整理とは、「採用ターゲットを惹きつける、自社の魅力を訴求すること」を指します。

訴求点整理の方法は、以下のように「人」「待遇」「仕事」「会社」の4つの観点で魅力を洗い出すのがおすすめです。整理する際には、何名かに社員インタビューを行うのも良いでしょう。

某HR系企業の訴求点整理の事例をご紹介します。参考にして、自社の訴求点を整理してみましょう。

上記で整理した人材要件と訴求点を、以下のようにかけあわせてみましょう。ターゲットに対して魅力的と思ってもらえる求人を作成するために、訴求点を明確にします。
ここで洗い出した訴求点を、求人票のタイトルや本文に反映しましょう。

上記で洗い出した内容を、求人票の「事業内容」「仕事内容」「応募要件」にまとめましょう。求職者に訴求しやすいよう、以下の情報も入れつつ、端的にまとめるのがおすすめです。

・事業内容：整理した訴求点も記載
・仕事内容：整理した訴求点も記載
・応募要件：要件定義した情報（具体的なターゲット・人柄・志向性）を記載

求人票の作成方法は、「求人を作成する」をご確認ください。